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ニューヨーク・ポスト8 紙面を政治利用
ポストを保有するニューズ社のルパート・マードックについては、昨年、新たな伝記が出版された。
作者は、VANITY FAIR誌のライターであるMichael Wolff。「The Man Who Owns the News: Inside the Secret World of Rupert Murdoch」というタイトルだ。
その中に、彼がポスト紙をどう利用したかが書かれている。
「ポストを所有した最初の年、まードックは、ポストを使って誰かを当選させようと考えた」(269P)
マードックは英国でも、タブロイド紙のSANを使って、ブレアを政治的に応援したことがある。同じ狙いだった。
対象はニューヨーク市長選挙だった。市長候補のエド、コッチを美化する記事を掲載し、選挙戦を応援した。コッチは当選し、マードックは突然ニューヨークでもっとも有力な人間の一人となる。
「彼の哲学は、政治的影響力を持てなければ、成功できないーというものだった」(270p)
同書によると、2008年の初め、マードックはニューヨークの最高級ホテル、オードルフ・アストリアで大統領候補だったオバマとも会っている。
ポスト紙は大統領選でマケインを支持しているが、マードックはオバマに親近感を抱いていたという。
ウオールストリートジャーナルとのインタビューで、マードックはオバマの大勝を予測していた。http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-32024120080529
また、昨年11月には、新聞のあり方を批判している。
http://www.afpbb.com/article/economy/2539873/3534227
【11月17日 AFP】国際的なメディア王として知られるルパート・マードック(Rupert Murdoch)氏が16日、新聞業界について語り、新聞は「絶滅」しかけているわけではないが、編集者や記者の考え方のなかにはデジタル時代において時代遅れの部分もあると批判した。
豪州出身のマードック氏は米メディア大手ニューズ・コーポレーション(News Corp)を率い、グループ傘下のメディアには英タイムズ(Times)紙や米経済紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)ら大新聞が連なる。
メディア企業もほかの業界同様、インターネットの登場によって新たな競争に直面しているというのがマードック氏の見解だ。しかし、他業界がインターネットを利益をもたらすものとみなしている一方で、「われわれの記者仲間のなかには誤ったとらえ方をしている皮肉屋もいる」と言う。「彼らは自分たち自身の死亡記事を書くのに夢中で、この絶好のチャンス到来に飛びつけないありさまだ」と皮肉を込めて述べた。
各紙では印刷版の発行部数は今後も減少が予測されるが、ウェブサイト版や、顧客にカスタマイズしたニュースや広告のメール配信などの分野では拡大が見込めるとマードック氏はみている。
同氏が考える現在の新聞業界最大の2つの問題点は、新しいテクノロジーから派生する競争と、「編集部門の中心部に広がっている自己満足と横柄さ」だ。「時代遅れになるのは新聞自体ではなく、新聞にとって最も貴重な財産である読者とのつながりを忘れている編集者や取材記者、経営者だ」
マードック氏は旧来の新聞編集からの変化をこう語った。「昔はひとにぎりの編集者だけで、何がニュースかを決めることができていた。いわば神の決断のようなもので、彼らが取り上げた記事がニュースとなったし、彼らが無視した出来事は起こらなかったも同然だった。しかし、今は違う。編集者からそうした力は失われつつある」 (c)AFP
作者は、VANITY FAIR誌のライターであるMichael Wolff。「The Man Who Owns the News: Inside the Secret World of Rupert Murdoch」というタイトルだ。
その中に、彼がポスト紙をどう利用したかが書かれている。
「ポストを所有した最初の年、まードックは、ポストを使って誰かを当選させようと考えた」(269P)
マードックは英国でも、タブロイド紙のSANを使って、ブレアを政治的に応援したことがある。同じ狙いだった。
対象はニューヨーク市長選挙だった。市長候補のエド、コッチを美化する記事を掲載し、選挙戦を応援した。コッチは当選し、マードックは突然ニューヨークでもっとも有力な人間の一人となる。
「彼の哲学は、政治的影響力を持てなければ、成功できないーというものだった」(270p)
同書によると、2008年の初め、マードックはニューヨークの最高級ホテル、オードルフ・アストリアで大統領候補だったオバマとも会っている。
ポスト紙は大統領選でマケインを支持しているが、マードックはオバマに親近感を抱いていたという。
ウオールストリートジャーナルとのインタビューで、マードックはオバマの大勝を予測していた。http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-32024120080529
また、昨年11月には、新聞のあり方を批判している。
http://www.afpbb.com/article/economy/2539873/3534227
【11月17日 AFP】国際的なメディア王として知られるルパート・マードック(Rupert Murdoch)氏が16日、新聞業界について語り、新聞は「絶滅」しかけているわけではないが、編集者や記者の考え方のなかにはデジタル時代において時代遅れの部分もあると批判した。
豪州出身のマードック氏は米メディア大手ニューズ・コーポレーション(News Corp)を率い、グループ傘下のメディアには英タイムズ(Times)紙や米経済紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)ら大新聞が連なる。
メディア企業もほかの業界同様、インターネットの登場によって新たな競争に直面しているというのがマードック氏の見解だ。しかし、他業界がインターネットを利益をもたらすものとみなしている一方で、「われわれの記者仲間のなかには誤ったとらえ方をしている皮肉屋もいる」と言う。「彼らは自分たち自身の死亡記事を書くのに夢中で、この絶好のチャンス到来に飛びつけないありさまだ」と皮肉を込めて述べた。
各紙では印刷版の発行部数は今後も減少が予測されるが、ウェブサイト版や、顧客にカスタマイズしたニュースや広告のメール配信などの分野では拡大が見込めるとマードック氏はみている。
同氏が考える現在の新聞業界最大の2つの問題点は、新しいテクノロジーから派生する競争と、「編集部門の中心部に広がっている自己満足と横柄さ」だ。「時代遅れになるのは新聞自体ではなく、新聞にとって最も貴重な財産である読者とのつながりを忘れている編集者や取材記者、経営者だ」
マードック氏は旧来の新聞編集からの変化をこう語った。「昔はひとにぎりの編集者だけで、何がニュースかを決めることができていた。いわば神の決断のようなもので、彼らが取り上げた記事がニュースとなったし、彼らが無視した出来事は起こらなかったも同然だった。しかし、今は違う。編集者からそうした力は失われつつある」 (c)AFP
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